株式投資 好業績の海運業界

投稿者: | 2022年7月13日

いつも高配当の株をチェックしているのですが最近、海運業界の日本郵船と商船三井の配当利回りに驚いています。どちらも11%ごえの利回りです。もし100万円を投資すると11万円の配当になります。あまりに欲を出すと怖いので、今までは買ったことはないのですが、今日、新聞を読んでいるとこんな記事が載っていました。

コロナ禍で急騰 好業績

2010年代に深刻な不況に見舞われていた海運業界は、22年3月期決算で歴史的な好業績を計上しました。日本郵船、商船三井、川崎汽船の大手3社の最終利益は、合計で前期比7倍となる2兆3603億円にたっしたのです。いったい何があったのでしょうか。

最大の要因は

最大の要因は世界的な運賃の急騰です。世界的な運賃の急騰です。日本海事センターによると、中国・上海から米ロサンゼルスに向かう主要航路の40フィート(12メートル)コンテナ1個の運賃は昨年8月、過去最高となる1万2000ドル弱まで上昇。同じ年の4月の2倍に相当し、コロナ禍前の19年末比では7倍弱に達しています。尋常ではない船賃高騰とコロナ禍は密接に結びついています。需要面から見ていくと、大きく二つの段階に分けて説明できます。

20年にコロナ禍が広がると、感染拡大防止ひ都市封鎖踏み切る国が相次ぎ、インターネット経由で買い物する「巣ごもり需要」が急増しました。世界的に荷物量が増えたわけですが、荷物を積み込むコンテナは急には増やせません。コロナ禍前は、米中貿易摩擦の激化でコンテナ数が絞られていたこともあり、海運業界に「コンテナ不足」という問題が起こりました。現在はほぼ解消されていますが、コロナ禍当初は重要な問題でした。21年に入ると、欧米を中心に経済活動が本格的に再開し、海運需要がさらに強まって運賃が高騰していきました。

上記以外に

湾岸労働者不足

コンテナを各地に運ぶトラック運転手まで一気に不足等

2022年7月13日付 読売新聞 より

以上のことが書いてあり、配当利回りが高いことに納得しました。

コロナ禍が原因で不況の会社もありますが、反対にコロナ禍で大きな利益を出している会社もあります。以前は不況だと言われていた海運業界が今や飛ぶ鳥を落とす勢いで儲けているのですね。

世の中は分からないものですね。

配当利回りがいいので、どうしようかと迷っています。しかし、この高配当がいつまで続くのか分かりませんが。

株を買うときは、ああでもない、こうでもないと迷いに迷ってエイヤと買ってしまいます。