言葉に気を付けよう
明美は溜まりにたまった怒りを爆発させて夫も巻き込んだ義母と言い争いに発展しました。
穏やかに仲良く暮らしたいと思っていたのにいつも、こうなってしまうのです。
結婚をする前に仲人さんから
「あの母親はきつい親だから気をつけるように」
と言われていました。
それで、いつも心の中に「義母はきつい人」という言葉がありました。
義母を見る目は「きつい人」です。義母から少し注意されても「きつい人」がドンドンと心に溜まっていきます。
思考は現実化するという言葉をご存知でしょうか ?
思考が溜まると、ある段階になると現実化していきます。
義母は、きつい人ということがが現実化していきました
きつい人かも知らないけれど明美が、きつい人だと知らずにいたなら、きつく言われたとしても義母の性格だと思って気にもしなかったでしょう、注意されたから気を付けようと思うだけで心にはたまらなかったのではないでしょうか。
言葉とは人に話す時に気を付けないと心に残る言葉を聞くと「あの時にこのように言われた」と密かに心の奥にたまっていきます。
それは相手に鏡のように映り相手は自分を嫌っていると分かるので、ますます仲が悪くなり時として破壊的なことを引き起こすことがあります。
明美は義母を恨み、何故こんなに虐められるのだろうと生き地獄のようでした。
楽しく暮らしたいと思ってもいつもこうなってしまう、何故だろう
決して自分は悪くないのに虐められると思っていました
義母も明美も決して悪い人ではないのに………………
幸せになれないのだろう
それは、どんなに相手が悪いと思っても自分に原因があります。
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