明美は自分の過去を振り返りました。
すると同じような出来事がおきていました。
心の中で父を攻撃した = 心の中で義母を攻撃した
父が何処かへ行けば嬉しい = 義母が旅行に行くのが嬉しい
というように相似形で同じようなことが起きていました。
もしかすると子供の時と同じ考え方を大人になってもしていたのではないかと、だから同じ出来事がおきていたと考えました。
思考は現実化するといいます。
思考をためて現実化して、思考が変わらないから同じ出来事が大きくなっていく。
明美はTAW心理学でカウンセリングを受けました。
すると明美が考えていたことと一致したのです。
誘導瞑想で過去を変える
たとえば悪いこともしていないのに父に叱られた。→ 父は躾のために正しいことを教えていたのにそれが分からなかった → 誘導瞑想でその場面を思い出し父が正しかったことを確認する。
過去を変えなければ現在も変わりません
誘導瞑想という手法で今の自分が苦しんでいる同じ状況の最初に戻り再体験をする。
そして、再体験したもう一つ前に戻り、何故叱られたか原因を知る。
自分が叱られるようなことをしていた事実を知る。
自分が悪いことをしたから、親に叱られた事実を知ることによって本当は自分が悪かったんだと分かるという再体験を経験する。
このことを大人の自分がこどもの自分に教えるのです。
つまり、自分の潜在意識を正しいものに書き換えることによって過去を変えることができます。
過去を変えると今の自分も変わってきます。
自分の思い違いが分かり現在の自分も変わり運命も変わってきます。
明美の地獄のような人生は自分の思い違いによって自分の心にためた思考をそのまま相手にも映し出し
自分も相手も不幸にしていたのです。
明美は自分の心を変えると不思議に回りの人達も変わってきました。
順番として
1 誘導瞑想をして過去の自分をしる
2 その前にさかのぼり、不幸の原因をしる
3 大人の自分が過去の子供の自分にその事実を教える
4 過去の子供の自分が納得するまで教える
5 6才の自分を目の前におき(想像)して意味が分かるまで繰り返し言い続ける
(寝る前にすると潜在意識に入りやすい)
6 自分の過去が変わり現在の自分も変わり思い通りの人生にすることができる
これはインナーチャイルドの修正といいます。
潜在意識にある過去を変えることによって自分の人生を変えることが出来るのです