随分前の31才の時のことですが、その頃私は義両親、夫、子供2人の6人家族で暮らしていました。
義母が仕事をしていて子供を見てもらえなかったけれど、下の子供が3才になったので子供を保育所に預けて仕事に行きたいと思っていました。
そして職安で職探しをしたところ、車で15分の工業団地のなかのある会社で募集をしているのを見つけました。
しかし募集要項には25才までとかいてありダメもとで応募し履歴書を送ったのです。
下見に行くと、大きくて綺麗な会社で、しかも外資系、そしてその頃珍しかった週休2日で何もかも条件は抜群に良かったのです。
私は31才だけど、どうしてもこの会社に就職したいと思いました。
筆記試験の後、一度、面接に来てくださいと連絡がありました。
面接を受けに行くと立派な男性に面接を受けました。面接を受けている間、私はここで働くに値する人間だと目の前の相手に想念を送りました。
何人もの応募者がいたのですが入社できるのは1人です。
家に帰ってからも、その人に想念を送り続けました。
すると2次審査があるのでもう一度来社して下さいとの連絡があり、行ったところ「採用することに決めましたので 〇〇日から来てください。」と言われました
25才までと募集していたのに31才の私が採用されたのです。
本当に嬉しかった。
とても良い会社で、経理、購買、コンピューター関係の仕事をして、やりがいもあり、給与も男女平等で結構多く定年まで勤めました。定年後も、引き止められて64才まで働くとこが出来ました。
これは、自分の運命は自分で作り出せると体験した初めての経験です。
平凡な私が自分の運命を引き寄せた最初の出来事です