長い間、お骨を家で祀っていました。
樹木葬
そろそろお骨の埋葬をしようと、ホームセンターでみかんの木を買ってきて畑の隅に植えて
その横にお骨を埋めました。
他の木にする予定だったのですが、適当な木が見つからずにみかんの木がいいかな、ということで
みかんの木を植えました。
木の前にお骨を埋めて石を置き、簡単なお墓をつくりました。
ほとんど娘がしたのですが、木を植えて水をかけ石を置いてお墓を作る間、思い出すのか娘は
泣いていました。
可愛がって散歩は欠かしたことはありません。
色んな予防接種をして冬は寒いと言っては犬用の服を買ってきて着せ、まるで我が子のように
可愛がっていました。
夏は雷がよく鳴るので怖がって泣き続けていると夜でも眠いのに、そばで付きっきりで大丈夫
だよと言っていました
亡くなるのが急だったので悲しみも深いのです。
生きている人も動物もいつかは死ぬのですが人間に比べて短い命で、いつかは別れがまって
います。
動物を飼うことはいいのですが命を預かっているのですね。
みかんの実がなるころには、あの時はこうだったね、と言えることができるようになっているかな
とおもいます。