相手から頼まれることを断る
ＡさんがＢさんに頼みたいことがあるとします。
たとえば
Ａさん曰く「 ～で困っていることがあってＣさんに言わないといけないんだけど、いいにくいので、あなたから言ってもらえる。」とＢさんに頼んだとします。
Ｂさんは「 自分で言えば 」
Ａさん「私、あの人には言いにくくて言えない。あなたなら仲がいいし、何でもうまく話せるからおねがいします。」
Ａさんが自分が言えないのなら頼まれたＢだって言いにくいのです。それをＡさんは、言いにくいことをＢさんに言わせようとしています。
これはとても卑怯なやり方ですね。
Ａさんに頼まれて、言いにくいことを言ったとするとＢさんは、Ｃさんに恨まれるかも知れません。
こういう時はＢさんはハッキリと断るべきです。
もしＡさんが言えないのならＢさんが立ち合いのもとでＡさんの頼みとしてＣさんに言えばいいと思います。
自分が相手に言いたいことは人に頼まないで自分で処理すべきですね。
これとは別に
たとえば職場で下の立場の人が自分の上司に言って、上司から会社側にこの人が、こういうことで困っいますと言うのとは意味が違います。
この場合は筋を通している正しいやり方です
しかし親しい人の中で言いにくいことを他人言ってもらうのは言った人が悪者になる可能性があります。
こんな時言ってもらう人は根回しが上手いので分からないように相手に押し付けます。
人に言わされているのかよく判断して、断るべきことは断わればいいのです。
簡単なことなら言ってあげてもいいかも知れませんが、それならよけい自分で言えばいいのではないでしょうか？
実は夫が今、このような頼まれごとをしています。
「 いいにくいな、自分で言えばいいのに、あいつは自分で言わないで卑怯なやつだ。」
と怒っています。
夫は人に頼まれたら断れない人です。つまりいい人です。
以前、私も何回もお願いお願いと頼まれて、「私を頼ってくれた」とうれしく思い言いにくいことを言ってしまったことがありました。後で色々と考えると馬鹿なことをしたと後悔しています。
こんなことを頼む人は要領がよくて世渡りが上手い人なんですね。